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三重県四日市市・三重郡川越町の今日も頑張る中学生のお子様を持つお父さん、お母さんへ208

「言うことを"聞かない"中学生は、"話そうとしている"サイン。親が傾聴と選択の余地を意識することで、反発の壁は共鳴のドアへと変わります。」

①なぜ親の言うことを聞かなくなるのか?
1.思春期特有の「親の声が届きにくい仕組み」
 脳科学では、批判的な言葉を聴いた中学生の脳は「シャットダウン」状態になり、受け止める余裕を失うことが示されています

2.自律性への渇望と「自分を守りたい」の反応  
UCリバーサイドの研究では、子どもたちは親が自律を支持してくれる場合、アドバイスを受け入れやすくなることが確認されています 反対に「言われたから従う」態度は、反発を引き起こす温床になります。

3.「反抗」は愛されている証拠でもある  
心理学的には、親に反発する心理は自己試行錯誤と親からの承認を求める心理の裏返しであり、健全な成長の一歩です


②「言うことを聞かせる」のではなく、"響く親子関係"を築く5つの鍵
① 共感から始める会話
「疲れてるよね」「今、考えごとかな?」など、否定ではなく感情の理解を示す言葉でドアを開く。
② 選べる余地を与える対話
「どっちがいい?ワークか調べものか?」と、子どもの意思選択を尊重する関わり。
③ 思春期の脳に合わせた「柔らかい言葉かけ」
命令口調ではなく、「○○してくれたら助かるな」のように感情をつけて伝える。
④ 日常の小さな成果を認める習慣
「その動き、すごく冷静だった」「続けてみたね」と、行動に対する承認で心をつなぐ。
⑤ 「聞かれたときこそ影響力」
日常はサインを送る場。子どもが相談してきたときこそ、肯定的な対話と助言で信頼を築く。

③実践例:親の声が響いていない中1男児の実践モデル ステップ 親の工夫 子どもの反応
① 共感から始める
「宿題より今気持ちどう?」と語りかける 顔や言葉から素直な気持ちが出る
② 選択肢を尊重
「シャーペンを先にする?それとも英単語?」 自主的に決めたことで動き始める
③ 柔らかい伝え方
「もうちょっと読んでくれると嬉しいな」 嫌悪感なく聞く姿勢が出る
④ 成果を褒める
「続いててすごいと思った」 自己評価が上がり、次にもつながる
⑤ 相談の場を大切に
「聞いてくれる?」と言われたらじっくり話す 親子の信頼関係が深まる合図に

④続けることで見える信頼と可能性 関わり方 育つ力 親の安心
1.共感の言葉 心を開く力 子どもの本音が聞ける安心感
2.選択の機会 自律的思考 納得感からくる協力が得られる喜び
3.柔らかい言葉遣い 受け入れる関係性 会話の壁が柔らかくなる
4.承認の習慣 継続と自信 小さな成長を見逃さない安心
5.話を聞く姿勢 信頼と対話力 「聞いてくれる親」の存在が力になる

【 締めに】
「反発されると心が痛みますが、それは子どもなりの『今を知ってほしい』という信号です。否定するのではなく、共感し、選ばせ、認める関わりを通じて、親子の信頼の絆を深めていければと思います。親子で新しい対話の形を一緒に築いていきましょう。」 反発は終わりではなく、新たな対話の始まりの合図です。丁寧に耳を傾け、共につくる未来があると信じています。


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