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今日も頑張る小学生のお子様を持つお父さん、お母さんへ152

「『どうせできない』の言葉の裏には、『見ててほしい』という子どもの心がある。親が寄り添うことで、小さな勇気が芽吹き、未来の可能性が開く。」

なぜ「どうせできない」と言いがちなのか?
心のブレーキ〜ネガティブな思考パターン
子どもが「どうせできない」と言うのは、自分を守るための心理的防御です。特に失敗経験が積み重なると、自信が持てず、発言がクセになってしまいます 
安心できる家庭でこそ出る本音
学校では頑張る一方、家では「弱音を吐いてもいい場所」として子どもは感じており、「どうせ...」が本音として出やすくなります。
一言で自己肯定感が育つ環境が壊れる
親から無意識に「ダメ出し」されることで、「どうせできない」という思考が定着します。「良いところを褒める」「問いかけ」で自己肯定感を育てることが重要です

親ができる5つの具体的支援策
①「疲れてる?」と声かけて安心を 「どうせ...」は本当は「しんどい」「疲れた」サインの場合も。まずは休憩や笑いを挟み、心を充電させる時間を大切にしましょう。
② 過去の小さな成功体験を引き出す 「前にできたこと、覚えてる?あの時どうやった?」と声かけし、自己効力感を再確認させましょう。
③ 「どうせできない」への問いかけ 否定せず、「どうしてそう思うの?」と問い返すことで、子どもは自分の感情や思考のプロセスに気づき、整理できるようになります
④ 「がんばる」ではなく「試してみよう」へ導く 「やってみないとわからない」が合言葉。完璧を求めず、挑戦への小さな一歩を評価しましょう 
⑤ 声かけは「できた」を中心に 努力・成長・過程を褒めることで、「またやってみよう」という気持ちが育ちます

失敗や不足に注目しすぎないことがポイントです。

践例:保健のテスト勉強編 ステップ 親子のやりとり
① 弱音を言い出したとき 子:「どうせできないよ...」
親:「そう感じてるんだね。疲れた?」
② 過去の成功体験を引き出す 親:「前に漢字テスト80点取れたの、覚えてる?あの時どうやって覚えた?」
③ 自分で気づいて整理 子:「そういえば、夜寝る前に読んでた」
④ 小さな挑戦提案 親:「今日はそのやり方で、5問だけ練習帳をやってみる?」
⑤ 成果を褒める 親:「5問できたね!すごい!この調子で明日またやってみようか」

期待できるポジティブな変化
自己肯定感の向上:「できた」が自信の芽に。 挑戦への姿勢が育つ:「試してみる」が当たり前に。 安心できる親子関係:感情を受け止め合う信頼が深まる。
長期的な成長力:ネガティブな自己否定を乗り越える思考習慣が身につく

「『どうせ...』のその先にあるのは、本当は『一緒に見ててほしい』『できたら自信がほしい』という小さな願い。親がその小さな願いを汲み取り、手を差し伸べることが、子どもの"できた!"の扉を開く第一歩です。」 子どもの「どうせできない」は、成長への招待状です。親が受け止め、問いかけ、試すことへの一歩を一緒に踏み出すことで、子どもの未来には明るい光が差してきます。
今日から親子で一歩ずつ、その扉を開いていきましょう。 まとめ 「どうせできない」は疲れや失敗による安心表現 声かけ・問いかけ・小さな挑戦で思考と行動が変化 挑戦は「やってみよう」から始まる 成功の習慣が自己肯定感と学び続ける力を育てます

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