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三重県四日市市・三重郡川越町の今日も頑張る中学生のお子様を持つお父さん、お母さんへ28
1.なぜ「どんどん成績が下がる」のか?原因と理解すべきポイント
① 学習の基盤が揺らいでいる
中学生になると、教科数が増え、難易度も高まります。テスト範囲が広がる中で、基礎が固まっていないまま次の単元に進むと、知らず知らずのうちに"すきま"が広がり、成績低下につながることがあります。
②学習方法がその子に合っていない
単に勉強時間を増やしても、「やり方」があっていないと伸び悩みます。例えば暗記型学習が合わない子にただ暗記を強いても、頭に残らず、結果として成績が下がることがあります。
③モチベーションの低下と誤った自己認知
「どうせ自分はできない」「前回も点数取れなかったから」という思い込みが意欲を削ぎ、学習開始をためらわせ、さらに成績が下がる悪循環に入ることがあります。
④親子・学校・塾とのズレ
親が焦って声をかけすぎる、学校の授業と家庭学習の内容が噛み合っていない、塾の指導と家庭のサポートがバラバラ――こうしたズレも成績低下の背景として頻繁にあります。
2.下降トレンドを止め、巻き返すための5つのステップ(方法)
① 現状の"ズレ"を可視化する
この2〜3回のテストの結果をチェック。「どの教科・どの単元」で点が落ちているかを親子で見える化します。 学習時間・勉強内容・メンタル状況も同時に振り返ることで、原因の手がかりが見えてきます。
② 基礎に戻る"リセット"期間を設ける
成績下降を受けて「もう一度基礎事項を固める」フェーズを設けます(例:数学なら公式確認、英語なら基礎文法・単語復習)。 親が「リセットしても大丈夫」という安心のメッセージを出すことで、子どもも焦らず取り組めます。
③ 学習方法を見直す&その子に合わせる
視覚・聴覚・体験型など、自分の"学びやすさ"を探る時間を設けます。 短時間集中+小休憩の「ポモドーロ方式」や、問題を解いた後のまとめ時間など、方法を変えてみることで"学びの質"が上がります。
④ 学習計画と習慣を再構築する
「次のテストまで〇日、今日はこの教科を何分」というように、計画を立て親子で共有。 毎晩または毎週、実際に「何をどれだけやったか」をチェック。達成できたら小さなご褒美を設けるなどの工夫も有効です。
⑤ 親子で役割分担と協力体制を整える
「私は今日これを手伝うね」「あなたはこれを終わらせよう」という風に、親も関わる範囲・子どもの取り組む範囲を明確に。 成績低下に対して「あなたの責任」という雰囲気にならず、「私たちで立て直そう」という共同作業の姿勢が子どもの安心を生みます。
3.具体例:中学2年生Aくんと母親の巻き返し3週間モデル(具体例) 週 取り組み 変化・親のサポート
1週目 テスト結果・勉強時間のグラフ作成。「数学」「英語」で特に下がっていると判明。母親が「基礎リセット週間」と宣言。 子どもが「リセットしてもいいんだ」と納得し、少し気持ちが軽くなる。
2週目 学習方法を変更:数学は公式を色分けノートに、英語は音声+シャドーイング。計画表を作成し、毎日20分集中+5分休憩。 昨日より少し理解できた実感があり、子ども自身が「これ、いけるかも」と感じ始める。親が「昨日より進んでるね」と声かけ。
3週目 学習チェック会を設け、母親が「この3問、できるようになったね」と承認。テスト直前対策をスケジューリング。 テスト前に焦りが減り、自信を少しずつ取り戻す。成績UPが期待できる流れが見えてくる。
4.この取り組みを通じて育つ可能性と親の安心(可能性)
1.下降トレンドが反転する:仕組みを整え、方法を変え、親子で歩むことで、成績は上がる道が明確になります。
2.学び方が定着する:基礎→方法→習慣という流れを繰り返せば、「どう学ぶか」が自分で分かるようになり、将来の自立した学びにつながります。
3.自己効力感・自信の回復:小さな成功体験を積むことで、「自分にもできる」という感覚が戻り、勉強に対するマインドが変わります。
4.親子の信頼関係が深まる:成績低下を責めるのではなく、一緒に立て直す姿勢を示すことで、子どもは「味方がいる」と感じ、安心して挑めるようになります。
締めの言葉
成績が下がっていくのを見るのは、親にとってとても辛いことです。でも、それは子どもが"止まっている"わけではなく、"流れが変わりかけている"サイン。親としてできるのは、流れを変えるための舵を持つことです。 今日から、 「どこが下がったか」を確認して、 「基礎をもう一度固める」時間を設けて、 「学び方を一緒に見直して」、 「親子で計画を立て直し」、 「一緒に進む姿勢を示す」。 この5つを少しずつ、無理なく始めましょう。子どもとともに"下降"を"上昇"へと変える一歩を踏み出してください。あなたのサポートが、子どもの未来を変える力になります。
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(毎日個別学習Smile) 2025年10月20日 12:49