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HOME > スクールブログ > あなたの塾、大丈夫?現場でよくある教え方ミス10選 〜通知表レベル別の指導と、集団塾・アルバイト講師の落とし穴〜
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あなたの塾、大丈夫?現場でよくある教え方ミス10選 〜通知表レベル別の指導と、集団塾・アルバイト講師の落とし穴〜
「一生懸命教えているのに、子どもの成績が伸びない...」 そんな悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
実はその原因の多くは、"教え方のズレ"にあります。 どれだけ優れた教材やカリキュラムがあっても、生徒の理解度に合わない教え方をしてしまうと、成果は出にくくなります。
今回は、 通知表1〜5のレベル別に見る「理想の教え方」と「ありがちな教え方の間違いあるある」 「集団塾でありがちな教え方ミス10選」 「アルバイト講師にありがちな教え方ミス10選」 を、現場目線で一挙にご紹介します。
通知表レベル別「理想の教え方」と「間違いあるある」
通知表1の生徒:とにかく"つきっきり"で! 理想の教え方 小学生にもわかる言葉で、手取り足取り、一緒に解く。 理解よりもまず安心と自信を育てる段階です。
ありがちな間違い 「なんでこれがわからないの?」と叱る
黙って見守るだけ(=放置)
難しい言葉をそのまま使う
ポイント:この層は「わからないことが怖い」。先生が"翻訳者"になる意識が大切です。
通知表2の生徒:勉強の「やり方」を教える段階 理想の教え方 テキストの使い方・ノートまとめ・解き直しの方法など"型"を教える。
ありがちな間違い 「このページやっといて」で丸投げ
ノートが乱雑でもスルー
読ませるだけで定着させない
ポイント:内容より「どう学ぶか」を教える。基礎の型づくりが命。
通知表3の生徒:自走力を伸ばす段階 理想の教え方 間違え直し・時間配分・優先順位の付け方を練習させる。
ありがちな間違い テスト結果に一喜一憂で終わり
同じミスを放置
「もっと頑張れ」で済ませる
ポイント:"量"より"振り返り"。教えるよりも気づかせる指導が効果的。
通知表4の生徒:論理的思考を磨く段階 理想の教え方 「なぜ?」を問う。考え方の筋道を言語化させる。
ありがちな間違い 正解主義で終わる
深掘りせずパターン暗記
「こうすれば早い」と思考を奪う
ポイント:"速さ"ではなく"理解の質"を高める。
通知表5の生徒:分析・予測力を鍛える段階 理想の教え方 予測問題を作らせ、出題傾向を分析させる。
ありがちな間違い 難問ばかり与える
「全部できる」で終わらせる
自分の分析を軽視される
ポイント:この層は「考えさせる」ことが大切。教師は"問いを投げる側"になる。
集団塾でありがちな教え方の間違いあるある10選
1.全員同じスピードで進める 理解度の差を無視。できる子は退屈、ついていけない子は置き去り。
2. 「質問がない=理解した」と思い込む 質問できない子ほどわかっていない。沈黙は理解の証ではない。
3.「この問題はよく出る」で終わり "なぜ出るのか"を教えないと応用が利かない。
4. できない子を前で叱る 羞恥心が勝ってやる気がなくなる。信頼関係が崩壊。
5. 板書で満足する授業 ノートは綺麗でも理解はゼロ。
6.プレゼン力が高い先生が評価される "教え方がうまい"と"伝わる授業"は別物。
7. 前提知識が抜けたまま進む 置いていかれる生徒が静かに増える。
8.発表できる子だけ当てる 静かな子はずっと受け身。差が広がる。
9.テスト直前だけ詰め込み 定着していない知識は本番で崩れる。
10.平均点で満足する 個人の成長を見ない。塾全体が"できてる気"になる。
まとめ:集団塾の落とし穴は「平均思考」。学びは"全体"ではなく"個の変化"で測るものです。
アルバイト講師にありがちな教え方の間違いあるある10選
1.自分の勉強法を押し付ける タイプが違う生徒には逆効果。
2.「わかりやすく話す=教える」と思っている 生徒が手を動かす時間がない。
3.答えをすぐ教えてしまう 考える力を奪う最大のミス。
4.優しさ=甘やかし 間違いを指摘できず、成績が上がらない。
5. 「できた=理解した」と思い込む 確認問題を出さずに次へ進む。
6. その日限りの授業 前後のつながりがなく、一貫性ゼロ。
7.生徒が黙るとすぐヒント 考える時間を奪い、"待てない指導"になる。
8. 宿題を出して終わり やり方の確認やフォローなし。
9.「楽しかった」で満足 理解度を測らず、雰囲気で終了。
10.教室方針を知らずに我流で教える 内容がバラバラになり、保護者対応で混乱。
まとめ:アルバイト講師に必要なのは"伝える力"より"見取る力"。 生徒がどこでつまずいているかを観察し、寄り添う姿勢が重要です。
まとめ:成績を伸ばすのは「教える技術」ではなく「見極めの力」 生徒一人ひとりに合った教え方をするには、 「どのレベルの子に、どんな指導をすべきか」 を見極める力が欠かせません。 集団塾の平均主義、アルバイト講師の我流指導---- どちらも悪意はなく、「知らずにやっているミス」がほとんどです。 ですがその"ズレ"が、生徒のやる気と成績に大きく影響します。 塾という現場こそ、「教える」より「理解を導く」プロ意識が求められます。 最後に 教え方のズレを直す第一歩は、 「どの子にも通じる指導」ではなく 「その子に届く指導」を考えること。 あなたの通っている塾は、生徒一人ひとりに"合った教え方"ができていますか?
3か月体験コース紹介動画はこちら

(毎日個別学習Smile) 2025年10月21日 20:36