スクールブログ

三重県四日市市・三重郡川越町の今日も頑張る中学生のお子様を持つお父さん、お母さんへ206

「勉強をすぐにやめてしまうのは、意思の弱さではなく"小さなステップ化"ができていないから。親がその最初の一歩を『見える化』『始めやすく』設計することで、子どもは自然に続ける力を育てていけます。」

1.なぜ「すぐ勉強をやめてしまう」のか?
プロクラステネーション(先延ばし)は、多くが「やる気のない怠け」ではなく、感情や不安から逃れる行動だと研究で示されています。課題の難しさや完璧主義、自信のなさなど、心理的要因を見極めることが第一歩です
1.仕事を小さく分けずに始めると挫折しやすい
ニューヨークタイムズなど心理学研究では、大きな課題ほど分割して達成感を得られる設計が継続の鍵とされています
2.未完了の作業は心に引っかかる傾向がある(ツァイガルニク効果)
未完のタスクは頭の中でずっと意識され、ストレスになることも。逆に、ちょっとの進捗を増やすことで、心も前向きになりやすいことがわかっています

2.始めて続けられる習慣設計:親ができる5つの工夫
① 「1分、まず始めてみる」仕組みの導入
長時間じゃなくても「まず1分だけ」と手を動かすきっかけを作ることで、思考のスイッチを押す導火線になります。
② タスクを具体的に「小ステップ化」する
例えば「英単語1つ書くだけ」「漢字一字読むだけ」など、明確で達成しやすい行動に分ければ、すぐに 代償)実行が可能です。
③ 環境から誘惑を減らすデザイン
机には学習用具のみを配置し、スマホやテレビなどの誘惑は物理的に遠ざけることで集中状態を後押しします。
④ 可視化とチェックリストで「見える進捗」にする
ホワイトボードやメモに「できたこと」を書いてチェックする習慣化は、小さな達成感が継続意欲につながります
⑤ 声かけで「始める行動」に承認を送る
「5分やっただけでもすごいよ」「その最初の一歩、大事だよ」など肯定的な言葉をかけると、心理的な安心と継続力が育ちます

3.実践例:中2女子が「すぐにやめてしまう」場合の家庭モデル ステップ 内容 効果
① 1分開始 「今だけ1分やろう」と親が声かけ 始める力が自然とつく
② 小タスク設定 「単語1つ暗記」と親子で決める 簡単に達成でき、自信になる
③ 環境整備 スマホを視界外に置き集中空間を設置 習慣として学習モードに入りやすい
④ チェック記録 メモに「単語1つ」チェック 見える達成感が続くモチベーションに
⑤ 承認言葉 「やって偉かったよ」と声をかける 心がほぐれ、次につながる強さが生まれる

4.続けることで育つ習慣と親の安心感 取り組み 育つ力 親の安心感
1.1分スタート 行動への抵抗が減る 無理に言わず済む安心感
2.小ステップ設定 達成感と継続自信 少しずつ進む姿に安心
3.誘惑排除 深い集中状態 環境でも支えられている安心
4.可視化習慣 自己管理力 「進んでる」が見える安心
5.承認の声かけ モチベーションと自己肯定 子との信頼が強くなる安心

** 締めの言葉**
「『すぐにやめる』のは意志の弱さではなく、始める仕組みの不足。親が少しだけ仕掛けを整えれば、子どもの中にも"始める力"は自然と育っていきます。親子で学びの小さな一歩を共に積み重ねていきましょう。」 始まりこそがすべての鍵。焦らず、小さな仕組みと肯定の声を育てていきましょう




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